成年後見制度とは
成年後見制度とは、認知症など判断能力が不十分な方々を法律面や生活面で保護したり支援したりする制度です。成年後見制度は、大きく分けると法定後見制度と任意後見制度の2つがあります。さらに、法定後見制度は後見・保佐・補助の3つに分かれており、判断能力の程度により決まります。成年後見人には親族がなるケースも多いですが、司法書士が専門職後見人として選任されるケースもあります。
・親が亡くなったが、相続人のうちの一人が認知症のため、遺産分割協議ができない。
・認知症の父の不動産を売却して、入院費に充てたい。
・寝たきりの父の面倒を看て財産管理をしてきたが、他の兄弟から財産を使い込んでないかと疑われている。